なぜ結婚式は必要なの⁉結婚式の本当の意味と上手な準備の進め方

結婚式って意味あるの?やった方がいいのはなぜ?結婚式にお金を遣うのだったら、新婚旅行にお金を遣いたい。多くの夫婦が一度は考えた事がある事だと思います。今回は結婚式を挙げた方がいい理由を「なし婚」だった私の経験からお伝えします。また、結婚式準備に疲れてきた方にとってオススメのやり方もご紹介しますので、是非参考にしてください。

目次

はじめに

筆者は、入籍をしても結婚式を挙げない、いわゆる“なし婚”でした。結果的に、家族や友人の助けもあり、小規模の結婚式をひっそりと挙げる事となったのですが、その時までは、結婚式にそれほど必要性を感じておりませんでした。

そんな私の経験から、なぜ私が“なし婚”となっていたのか、“なし婚”だった私が結婚式を挙げるまでの軌跡、そして実際に結婚式を挙げてみて分かった、結婚式を挙げる本当の意味について書いていきたいと思います。

“なし婚”だった理由

“なし婚”だった理由は、経済面、時間、両親等、考えなくてはいけない問題が山ほどあるような気がして滅入っていたからです。

結婚式を楽しみにしていて、心がそこに向かっている場合はすぐに準備にとりかかれるのかもしれませんが、私の場合は少し違いました。

初めての結婚式は自分の結婚式 準備のやり方がわからなかった

主人からプロポーズを受けたのは23歳の時でした。
そのころの私は結婚式に参列した事が一度も無い状況です。

区役所に婚姻届けを提出した後、いよいよ結婚式の準備にとりかかろうと、インターネットで調べたとたん手がとまりました。

「どんな式場を選べばよいのかわからない。」

ここから長い闘いが始まったのです。

結婚式場見学!でもピンとこない

インターネットで調べた情報をもとに、10件弱の挙式会場を見学しましたが、いまいちピンときませんでした。
今だから分かるのですが、「誰のために」「どんな結婚式をしたいのか」、判断軸を持っていなかった私は、多くの素敵な会場を見学したにも関わらず、決められない状況が続きました。
大きな理由があったわけでもなく、なんとなく「何かが違う気がする」という感じです。

10件も見学したのに決められない。
この他に会場はあるのかと、悩み、結婚式を考える事がおっくうになりました。

主人に相談しても答えが返ってこない

当時とても若かったからでしょうか。どうも私は他人に答えを求めてしまう性格だったようで、結婚式を主人の決断に委ねようとしましたが、主人からは一言。

「好きなようにしていいよ。」

見知らぬ土地に1人、取り残されたような気分でした。
後でわかった事なのですが、恐らく多くの男性がこのような事を言うのではないかと思います。

「結婚式は花嫁のもの」という考えがあったそうで、あまり口を出してはいけないと思っていたようです。

ようやく見つけた式場 しかし両親からNG

「ここでいいかな」と漠然と思った結婚式場があり、早速両親と相談ました。
やっと見つけた結婚式場。喜んでくれるとばかり思っていた矢先、両親、特に母からNGがでてしまったのです。

理由を問いただしても、「もっとちゃんとしたところで挙げれば?」でした。
電話で何回も話しましたが、説得ができず終わってしまいました。

友人の呼び方に悩む

挙式会場と並行して起きた悩みなのですが、私は多くの友人を持っているようなタイプではなく、これまでに所属してきた先に、少しずつ、とても仲良くしていた友人がいる、といった感じでした。

その友人たちを少しづつ呼ぶ事も考えたのですが、これでは参加していてもつまらないだろうと思い、どうしたら良いか悩み始めていました。

仕事が忙しくなり悩む事が面倒となってくる

そうこうしているうちに、仕事が忙しくなりました。そんな状況では、結婚式の事で悩むのもおっくうとなり、加えて主人ともゆっくり話す時間が持てない事から、だんだんと結婚式についての話は無くなっていきました。

そのうち、「お金もかかるし、時間もないし、結婚式などしなくてもいいのではないか」という考えになり、ここから約6か月。まったく何も進めない日が続きます。

そしてある時、「結婚式はお金もかかるし、準備も大変。結婚式をやめて、そのお金でちょっと豪華なハネムーンだけでもやろうか。」という結論を出しました。
ここで私は“なし婚”となったのです。

”なし婚”脱却のきっかけ

結婚式を行わない決断をしてから数か月経ったある日、夫が旧友の結婚式に参列したのですが、

「結婚式って参列者にとっても意味がある。やっぱりもう一度考えてみないか。」

夫婦にとってだけではなく、参列者にとって結婚式とはどういうものなのか。
入籍をしたけれど、きちんと報告をしておらず、親戚は「入籍をしたらしい」という認識だけ。

そして私たち夫婦の心も、きちんと夫婦になっているのだろうか。
1度は結婚式をやらないと決めた私たちですが、心の奥底でひっかかっていたことが無いわけでもありません。

そんな気持ちと向き合い始めるようになりました。

もう一度 結婚式を考えはじめる

プロポーズを受けてから一年後。
一度は断念しましたが、新たな決意をもって結婚式の準備をスタートしました。

前回の失敗を活かし、私たち夫婦は、結婚式のテーマをしっかりと決めようという事になりました。

夫との意思疎通を図る 大事なのは質問の仕方

テーマを決める時も最初は、「結婚式は花嫁のものだから好きにしていいよ」といわれるばかり。せっかくの結婚式。二人が満足いく結婚式を一緒に作っていきたいと思っていた私は、夫が答えやすくなるにはどうすればよいか考えてみました。そこで思いついたのがこの質問です。

「式場選びに、絶対譲れないものを一つあげてほしい。」

今まで全く自分の意志を話さなかった夫。そんな夫からこんな答えが返ってきます。

「仲間に上手い料理をたべさせてあげたい。仲間と楽しみたい。」

夫が結婚式で大切にしたいものは、これまで一緒にいてくれた仲間とともに過ごす時間だという事がわかりました。


そこで私たちは「人生で関わってくれた親族と、お友達に“ありがとう”を言う会」というテーマを決めました。

私の親戚は大勢いて、ほとんどが沖縄に住んでいます。
大勢を呼ぶとなると大変な費用がかかってしまうという心配を夫に相談したところ、夫の友人たちが「だったら沖縄でやればいいんじゃない?沖縄に旅行に行きたいし。」と言って沖縄でのリゾート挙式(リゾ婚)を勧めてくれました。

ここで「沖縄挙式 人生で関わってくれた親族と、お友達に“ありがとう”を言う会」というテーマが決まりました。

両親との意思疎通 具体的に話すこと

さて、課題となっていた両親への説得です。
ところが、具体的になったテーマを伝えると、あっさりとOKがとれました。

母が承諾した決め手は、「人生で関わってくれた親族と、お友達に“ありがとう”を言う会」の“親族に向けて”という部分。
親戚にしっかりとご報告ができる場がもてるという事に安心したようです。

もし最初に相談した会場でも、その親戚というワードが入っていれば承諾してくれたのかもしれませんが、当時はまだ曖昧で、私が十分に説明できていなかったのだと思います。

その証拠に「あなたたちが選んだなら、それでいいよ。」と言われました。

両親への説得に悩む方は、まず、なにがネックになっているのかを聞き出してみたり、
自分の考えを具体的に説明すると良いかもしれません。

”なし婚”だった事が嘘のよう 進みだす結婚式

テーマが決まり、両親への説得を済ませたあとは、とんとん拍子に準備が進みました。
「沖縄挙式 人生で関わってくれた親族と、お友達に“ありがとう”を言う会」を軸に、まずリゾート挙式(リゾ婚)の取り扱いがあるブライダル会社に行き、会場を決めました。パフォーマンス好きな友人の良さが十分に活きるよう、音響やスクリーンがある会場を選びました。

美味しい食事を食べながら会話に華を咲かせてほしいという想いがあり、食事を少しグレードアップしました。

結婚式を準備するときは、「誰のために」「どんな結婚式にするのか」をしっかりと決めておくととてもスムーズかもしれません。

担当のブライダルプランナーが、列席者に人気の余興や引出物をたくさん教えてくださった事もあり、参列してくださった両親や親戚には「楽しかった」と言ってもらえる式となりました。

おわりに 結婚式を終えて結婚式の意味を知る

「結婚式をやる意味が無い。」「結婚式をやる意味がわからない。」最近はそういう考え方もあります。実際私もそこまで価値を理解していたわけではなかったので、その気持ちはよくわかります。

しかし実際に“なし婚”になるところだった私が、結婚式を終えて思った事は、「やってよかった」という事なのです。

人生には色々な節目があると思うのですが、その節目の部分で「区切り」を感じる儀式のようなものは、やはり必要なのではないかと思います。
入学式や成人式もそうですし、小さな事でいうとお正月などの季節の儀式です。


結婚式は、その「区切り」を与える儀式の一つなのです。
この「区切り」が、夫婦がお互いと向き合い進むきっかけを与え、参列した両親や親戚に新しい家族をむかえる心の準備を与えるのです。
先日、友人の結婚式に参列しましたが、仲良くしていた彼女が、結婚し、ここにいる旦那様と一緒に人生を歩む事について、なんだか寂しさを感じつつ、受け入れる気持ちになったような気がします。

勿論、私が抱えてきた問題以外にも、たくさんの問題を抱えている夫婦は多く、結婚式を挙げている場合ではない事情があると思います。

ですが、夫婦だけではなく、自分の人生と関わり、自分を作ってきてくれた大切な人たちの心に「区切り」を与える事もひとつ考えてみるのも良いかもしれません。

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