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新婚旅行で函館に行く際のお役立ち情報
今回ご紹介する一泊二日の函館旅行プランは、北海道新幹線で終点の新函館北斗駅大へ到着するところからスタートします。
函館に行ったからこそ楽しめるスポットを厳選しているので、ぜひ新婚旅行のプランを作成する際に参考にしてくださいね。
・北海道・函館へのアクセス方法
2016年3月26日に開業した北海道新幹線を利用した場合、本州の各駅から新函館北斗駅までの所要時間は以下のとおりです。
・東京駅から約4時間30分
・仙台駅から約3時間
・盛岡駅から約2時間20分
・新青森駅から約1時間30分
そして、新函館北斗駅からJR函館駅までは函館ライナー利用で約20分、函館本線特急スーパー北斗利用で約15分です。
・天気/おすすめの服装
北海道の中では比較的温暖で過ごしやすいですが、積雪の平年値は12月で23センチ、1月で35センチ、2月で41センチ、3月で29センチとなります。
12月から3月の服装は重ね着などの暖かくすることが必須で、ダウンコートを着用するのがおすすめ。また、フードつきのタイプでしたら雪が降ってきた際にも便利でしょう。
夜間の外出の際は帽子にマフラー、ネックウォーマーや手袋を着用するなどして、さらに防寒対策を心がけてください。
夏の時期は昼間でしたらTシャツ1枚でも気持ち良く過ごせますが、朝晩は冷え込むことが多いです。そのため、カーディガンやパーカーなどの羽織れる上着を用意するようにしましょう。
それではオススメスポットをご紹介!
ロマンチックな景色に、ぜひ癒されてくださいね!
ロマンチックな100万ドルの夜景は必見!函館山
函館観光の際に、ハネムーナーさんに絶対に外せないスポットが「函館山」です。
新婚旅行でおすすめなのは、函館山から見る夜景。
“100万ドルの夜景”と呼ばれ、宝石をちりばめたようなその後継は「世界三大夜景」にも挙げられています。
▼100万ドルの夜景といわれる函館山からの夜景
※実際に見た方が絶対に綺麗。
時間があれば昼と夜の両方を体験するのがおすすめで、頂上のレストランで食事をしながら景色を眺めることも可能です。
アクセス
JR函館駅からタクシー・車で約7分。市電で「十字街」電停まで約10分、徒歩で約10分。
新函館北斗駅から定額タクシー(小型)で約40~50分。
星型要塞が美しい!五稜郭
北方防備を目的として造られた、星形の西洋風城郭「五稜郭」。
戊辰戦争時、榎本武揚や土方歳三らが率いる新選組が、最後の土地として拠点を構えたことでも知られ、国の特別史跡に指定されています。
函館旅行では外せない観光スポットです。
敷地内は五稜郭公園として一般開放。毎年4月下旬からゴールデンウィークにかけて桜が一斉に咲き誇り、冬は雪の中をライトアップする「五稜星の夢」が行われています。
▼桜の季節の五稜郭
四季折々の美しさが楽しめますが、実は散策するだけでは星型の五稜郭の全景が分かりません。時間の余裕があれば、ぜひ2人で107mの五稜郭タワー展望台から見下ろしてみるのがおすすめです。
アクセス
JR函館駅からバスで約20分。市電函館駅前から五稜郭公園前下車、徒歩で約15分。
北海道だからこそ感じられる雄大な自然が魅力!大沼国定公園
北海道ならではの雄大な自然が満喫したいというお2人には、「大沼国定公園」がおすすめ。
活火山の駒ヶ岳が噴火によってつくりだした3つの湖、120以上の大小さまざまな小島がおりなす景勝地として有名です。
森と水辺が混在していて、季節ごとに違った魅力や見どころもありますよ。
自然を感じながら散策を楽しんだり、ボートや湖畔でのサイクリングといったアクティビティを楽しんだりできますが、絶景を眺められるクルージングにもぜひ行っておきたいところ。
遊覧船に乗って水上から眺められるので、体験しないという選択はありません。
アクセス
函館市内から車で約1時間。北海道新幹線函館新北斗駅から約10km。
おしゃれなお店が集結!金森赤レンガ倉庫
港町・函館の代名詞ともされるスポットの「金森赤レンガ倉庫」。函館朝市からも徒歩でアクセスすることができますよ。
明治時代に営業倉庫として建てられた歴史のある倉庫で、現在は一画を残してリノベーション。「函館ヒストリープラザ」「金森洋物館」「BAYはこだて」と3つのエリアに分かれていて、おしゃれなレストランにカフェにショップが集結しています。
どこも函館の異国情緒あふれる街並みに合っていて、2人で色々と見てまわるだけでも楽しめますよ。
また、撮影などに使われることでも有名です。
特に夕方からのライトアップが美しく、赤レンガの色が映えることで幻想的な空間が広がります。
アクセス
市電 「十字街」電停下車、徒歩で約5分。JR函館駅から徒歩で約15分。
CMにも使われた有名な坂!八幡坂
函館の元町エリアは坂が多く、道や景色が綺麗なことからCMや映画の撮影地としてもよく使われています。
その中でも最も有名なのが「八幡坂」で、別名「チャーミーグリーンの坂」といわれることも。函館山からの夜景と並ぶ、函館屈指のビュースポットとして知られていますよ。
坂の上からは函館港や青函連絡船「摩周丸」を見ることができます。
また、海へと一直線にのびる石畳の景色が美しく、坂の途中には歴史的建造物が並ぶことも特徴です。まるで異国にいるような気分に浸りながら、散策を楽しむことができるでしょう。
アクセス
市電 「末広町」電停下車 徒歩で約1分。
優雅な雰囲気に酔いしれる!トラピスチヌ修道院
湯の川温泉からほど近い場所にある「トラピスチヌ修道院」は1899年にフランスから派遣された8名の修道女によって創建された日本最初の女子修道院です。
院内では今でも修道女たちが祈りと労働を通して神と人々に奉仕し、静かな毎日を過ごしています。
修道院内を見学することはできませんが、ゴシック調の建築に手入れの行き届いた庭、ルルドの聖母像は見学が可能で一見の価値があるでしょう。
また、資料室では貴重な品々やパネルが展示されていて、修道女の日常生活を知ることもできます。
その他にも売店に置かれている修道女たち手作りのお菓子やジャムが好評で、お土産に選ぶのもおすすめですよ。
アクセス
JR函館駅から車で約20分、バスで約30分。
海産物をいただきたいならココ!函館朝市
函館に来たのであれば、新鮮な海産物は外せません。
「函館朝市」は数百をこえる店舗が集まる、全国的に有名な朝市です。
いつも活気にあふれていて朝5時のオープンからたくさんの人でにぎわっていますよ。
函館で獲れる新鮮な魚介類の販売や試食、活きイカ釣り体験ができるなど、楽しみながらお買い物ができます。
そして、買い物とあわせて行きたいのが併設される食事処「どんぶり横丁」です。
市場の近くなので、どれをいただいても新鮮そのもの!ここでしか味わえない美味しさが良心的な値段でいただけるので、2人でシェアして色々と味わってみるのも良いですよ。
アクセス
JR函館駅から徒歩1分。
函館の夜の思い出づくりに出かけたい!函館ひかりの屋台 大門横丁
函館で観光客だけでなく地元の方たちにも人気のスポットが「函館ひかりの屋台 大門横丁」です。
20以上もの店舗が集結する屋台街で、函館の美味しいグルメにお酒をいただきながら楽しい夜が過ごせますよ。
また、夜景を見に出かけたあとや、ホテルに戻る前にお酒を飲んでいこう!なんてときにもおすすめです。
ラーメンにお寿司にアジアン料理、ジンギスカンに立ち飲みバーなど、リーズナブルに楽しめるお店がたくさん。
どのお店も10人ほどで満員になる狭さなので、地元の方たちとコミュニケーションをとりながら過ごすなんてこともできますよ。
ぜひ、函館の夜の思い出づくりに足を運んでみてください。
JR函館駅より徒歩5分。市電 函館駅前電停 下車、徒歩で約4分。
函館の海を眺めながらゆっくり過ごせる!湯の川温泉
たくさんの温泉宿が立ち並び、湯量も豊富な「湯の川温泉」。函館戦争のときは旧幕府軍の傷病兵たちをはじめ、榎本武揚や土方歳三なども入ったとされる歴史ある温泉です。
津軽海峡沿いにあり、海を眺めながら過ごせる客室や露天風呂がおすすめ。
宿泊だけでなく日帰り入浴や足湯の利用もできるので、旅の疲れを癒したい!なんてときはぜひ訪れてみてはいかがですか。
また、海の幸も豊富に獲れる場所なので、いただく料理も逸品ぞろいですよ。
JR函館駅からバスで約25分。
津軽海峡が眺められる断崖絶壁!立待岬
函館山の南端に突き出た場所に位置する「立待岬」は断崖絶壁から壮大な津軽海峡の景色を眺めることができます。目の前に広がる雄大な景色は絶景の一言につきますよ。
一角には北海道の花・ハマナスが植えられていて、夏になると綺麗なピンク色の花が楽しめるでしょう。その他にもすぐ近くに与謝野寛・晶子の歌碑や石川啄木一族の墓が建てられています。
なお、11月11日~11月30日は夜間通行止め(16:00~翌朝9:00、降雪・路面状況により通行できない場合もあり)、11月30日の16:00から4月中旬頃までは車両通行止めとなり、徒歩の利用のみとなります。
市電谷地頭下車、徒歩で約15分。
一泊二日の函館旅行が充実すること間違いなし!
北海道の中でも函館は人気のエリアの一つです。雄大な景色に函館ならではのグルメ、西洋と日本の文化が織りなす歴史ある街並みなど。お2人でただ函館の街を歩くだけでも楽しいと感じることができますよ。
今回ご紹介したスポットは一泊二日ですべてに足を運ぶにはもしかしたら時間が足りないかもしれません。そして、今回ご紹介した水以外にも魅力あふれるスポットは数多くあります。ぜひ時間と相談しながら、じっくりと函館の街を楽しみましょう。