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ドイツ観光の定番観光スポット「ケルン大聖堂」
ドイツへ観光旅行した人が必ず訪れるのが「ケルン大聖堂」です。
とにかく圧倒されるような大きさの大聖堂で、高さは157mもあって約600年という歳月をかけて完成しています。
ヨーロッパの各都市には大聖堂と呼ばれる教会が必ずといってほどありますが、その中でも「ケルン大聖堂」の存在感と美しさはトップクラス。
大きさだけでなく「バイエルン窓」と呼ばれるステンドグラスも一見の価値がある見事なもの。
内部に飾られているシュテファン・ロホーナ作の祭壇画「大聖堂の絵」も見ておきたい作品です。
ロマンチック街道の終着点「ノイシュバンシュタイン城」
日本ではお馴染みの観光スポット「ノイシュバンシュタイン城」です。
ハネムーンで訪れる人が多いロマンティック街道の終着点。
メルヘンチックで優美なお城は「白鳥城」とも呼ばれて、多くの女性の憧れの地です。
初めてドイツ観光をする人には見逃せない定番スポットです。
19世紀後半にバイエルン王のルートヴィヒ2世によって建てられました。
王様が満足のいくように作り上げたお城だけに、他のどのお城よりも美しく、優雅です。
世界史的な歴史建造物「ベルリンの壁」
ドイツは30年近く前までは西ドイツと東ドイツに分裂していました。自由主義社会の西ドイツ、社会主義の東ドイツ。
ベルリンも西側と東側に分かれており、その分断の象徴が「ベルリンの壁」でした。
1989年に東ドイツが崩壊して「ベルリンの壁」が市民の手によって壊され、分断されていた東西ドイツが統一されるきっかけになった壁です。
現在でも一部が残されている「ベルリンの壁」には世界21カ国116人のアーティストが壁にイラストを描き、ギャラリーになっています。
歴史の証人でもある「ベルリンの壁」は、ドイツ観光から外せない大事なスポットです。
歌でお馴染みの観光スポット「ローレライ」
「ローレライ」はライン川流域のザンクト・ゴアルスハウゼンという町の近くにある岩山です。周辺にはぶどう畑や古城があるので、観光スポットとしておすすめです。
有名なライン下りに参加して船上から見る「ローレライ」の岩山には感慨深いものがありますよ。
ドイツ東部の美しい古都「ドレスデン」
バロック様式の美しい建築物で有名なドイツ東部の古都「ドレスデン」もドイツ観光のおすすめスポットです。
ベルリンからはバスで約3時間なので、アクセスも良好。
「ドレスデン」おすすめの季節はクリスマスです。
市内のあちこちにクリスマス・マーケットが開かれて、街全体が賑やかで華やかな彩りになります。
特に旧市街にある「シュトリーツェル・マルクト」というマーケットは、1434年に始まっており、ドイツ最古のクリスマス・マーケットとして有名です。
クリスマス以外にも「ドレスデン」には観光スポットがたくさんあり、エルベ川のフィレンツェとも呼ばれる美しい街並みを散策するだけで新しい発見に出会えます。
バイエルン州のビールの街「ミュンヘン」
「ミュンヘン」はビールの街として有名です。
ドイツでは水がわりにビールを飲むといわれており、値段も安いのでぜひ本場「ミュンヘン」のビールを味わってください。
おすすめの季節は世界最大のビールのお祭り「オクトーバーフェスト」が開催される10月上旬。
会場内には大小さまざまな特設テントが設置され、連日連夜のお祭りが繰り広げられます。
ビール好きはもちろん、アルコールを飲まない人にも楽しめるお祭りです。
その他にも美しいマルクト広場、宮殿など「ミュンヘン」市内には見どころがたくさんあります。
中世の面影を残す「レーゲンスブルク」の旧市街
初めてドイツを訪れる人には馴染みのない街ですが、中世の街並みを体験できるおすすめスポットが「レーゲンスブルク」です。
ドイツの南部にある街でミュンヘンからは電車で約1時間30分、アクセスがいいのでミュンヘン観光のついでにぜひ立ち寄りたいスポット。
旧市街の街並みは世界遺産に登録されており、街中を散策するだけでヨーロッパ中世の雰囲気を肌で感じられます。
ドイツ最古のアーチ型石橋、ゴシック建築の大聖堂など美しい見どころがいっぱい。
まだ知名度がそれほど高くないので、落ち着いてゆっくりと楽しめます。
オーストリア国境にある保養地「ベルヒテスガーデン」
ドイツは各街並みもおすすめ観光スポットですが、自然の美しさでも引けを取りません。
初めてドイツを訪れる人にとっては穴場的なスポットになりますが、ぜひ訪れていただきたいのが「ベルヒテスガーデン」。
隣国のオーストリア国境付近にある風光明媚な保養地です。
ドイツ・アルプスの山々に囲まれており、神秘的な湖「ケーニヒ湖」とヒトラーの山荘だった「ケールシュタインハウス」があります。
四季折々の美しさに触れられる保養地ですが、木々が真っ赤に紅葉する秋がおすすめ。ドイツ・アルプスの雄大な眺めを楽しみながら、ゆっくりと過ごせます。
何度でも訪れたくなる「カイザーブルク城」
歴史的に有名な街・ニュルンベルクには「カイザーブルク城」という観光スポットがあります。ニュルンベルクはクリスマス・マーケットのメッカとして有名なので、クリスマスの時期に訪れる人が多いです。
それ以外の季節でも「カイザーブルク城」を見学するだけでも、ニュルンベルクを訪れる価値はあります。
特にお城から眺めるニュルンベルクの街並みは中世がそのまま息づいているかのような美しさ。街角から中世の騎士が現れてもおかしくない雰囲気があります。
街並みを歩けばおしゃれなレストランや雑貨屋さん、お土産屋さんが立ち並び、楽しいショッピングも。石畳の道をぜひ歩いてみてください。
ドイツ観光で見落とせないベルリンの「ブランデンブルク門」
ドイツを訪れた人が必ず足を運ぶ観光スポットが「ブランデンブルク門」です。
ベルリンを象徴するランドマークで、世界中から多くの観光客がやってきます。
歴史の証言者でもある貴重な「ブランデンブルク門」ですが、門の上にはヴィクトリア像が聳えており、かつてナポレオンが持ち去ったというエピソードがあります。
大晦日にはドイツ最大規模のカウントダウン・イベントが行われますので、最高の雰囲気の中で「ブランデンブルク門」を観光するには年末がおすすめです。
その他にもベルリンには「ベルビュー宮殿」「ホロコースト記念碑」など見どころがたくさんあるので、「ブランデンブルク門」とセットで回りたいですね。
ちょこっとだけ:ドイツ観光のお役立ち情報
アクセスと時差
日本からはフランクフルトとミュンヘンまでの直行便があるので、アクセスはしやすいです。
ヨーロッパ各都市、中東、アジアの主要空港から乗り継ぐこともできます。
時差は約7時間。
変圧器とプラグ
電圧は230ボルト、周波数は50ヘルツ。
プラグはCタイプが一般的で、一部ではSEタイプもあり。
日本国内用の電化製品を持参する場合は変圧器が必要です。
通貨と物価
通貨はユーロ、補助通貨単位はセント。
1ユーロ=100セント=129円(2018年8月現在)。
物価は公共交通機関については日本よりも安いので旅行しやすいですが、レストランは総じて高いです。
ビールや飲料水は比較にならないほど安く、ホテルなどはクラスによって違いますが、低価格クラスのホテルは日本の方が安いです。
天気とおすすめの服装
地域によって違いますが、温暖なのはミュンヘン。夏の平均気温は20度前後で日本と比べるとかなり低いです。室内の冷房対策としてアウターが1枚必要。
冬はかなり寒さが厳しく、しっかりした防寒対策が必要です。春と秋は日中は温暖ですが夜は冷え込むので、ジャケットやセーターを持参してください。
中世と現代が調和したドイツの観光スポット
初めてドイツ観光をする人のために、おすすめの観光スポットを10選ご紹介しました。
テレビや写真でご存じの有名スポットもありますが、実際に訪れてみれば旅の思い出として心に残すことができるでしょう。
グルメ好きにはドイツのビールとソーセージも欠かすことができないでしょう。
また初めての人にはお馴染みのない穴場的な観光スポットもご紹介しました。
ぜひ、おすすめスポットへ足を運び、自分の目でその素晴らしさを確かめてくださいね。