イギリスで本場のアフタヌーンティー
イギリスから、こんにちは!ロンドン在住ライターの志桜里です。イギリス旅行中、彼や友達とのんびり過ごしたい時におすすめなのが、アフタヌーンティー。紅茶を片手に3段のケーキスタンドを囲めば、話も弾むこと間違いなし。
ロンドン市内には、アフタヌーンティーを楽しめるお店がたくさんあり、豪華な内装が美しい高級ホテルから、アットホームな雰囲気の小さなティールームまで、価格帯やメニューも様々。ドレスコードでビシッと決めて、ラグジュアリーな空間を楽しむのもいいですが、観光のついでに気軽に立ち寄ることのできるお店も嬉しいですよね。今回は、人気観光スポットの一つである大英博物館から徒歩1分の紅茶専門店「カメリアズティーハウス」をご紹介します。
大英博物館近くのカフェ(ティーハウス)
「カメリアズティーハウス」があるのは、大英博物館の向かい側。大英博物館の入り口が面しているグレート・ラッセル・ストリートです。お洒落な黄緑色の外観と深緑のオーニングが目印で、店外に可愛らしい立て看板が出ていることも。
こちらのお店を目がけてやってくるお客さんはもちろん、大英博物館の帰りに偶然見つけて立ち寄る方も多いのだそう。
「カメリアズティーハウス」店内の様子
1階はショップも併設となっているため、壁一面にはずらりと紅茶のパッケージが並んでいます。このカメリアズティーハウスのお茶は、薬草学やハーブを学んだお姉さんのブレンドを、ティーソムリエである弟さんがプロデュースした高品質なプロダクト。日本人の口に合うブレンドも多いため、お土産にもぴったりです。地階もテーブル席がたくさんあるカフェスペースとなっているため、都会の喧騒を忘れてゆっくりと過ごしたい方におすすめです。
アフタヌーンティーメニュー
サンドイッチやスコーンなど、軽食を楽しむこともできるのですが、やはり一番の人気は「アフタヌーンティー」。ポットティーも好きなブレンドを選ぶことができ、今回は、女性の方に大人気というお茶「スージングローズ」を選びました。バラのつぼみをベースに、ほんのり生姜が効いていて、あっさりゴクゴクと飲むことができます。ドレスコードがいらないカジュアルさと、£25という高すぎない価格帯も魅力です。
しばらくすると、待ちに待ったケーキスタンドが到着しました。
思わず写真を撮る手が止まらなくなってしまう、とても華やかなティータイムの始まりです!
もちろん、お待ちかねのティータイムを始める前に、記念撮影も忘れずに…!注目してもらいたいのが、一番下段に載せられたサンドイッチ。一見普通のサンドイッチに見えますが、実はサンドイッチの味付けに”お茶”が使用されているんです。
奥から
・マスタードマヨ&ラプサンスーチョン紅茶のローストハムサンド
・玉ねぎペースト&アプリコットティーのチーズサンド
・クリームチーズ&抹茶のスモークサーモンサンド
・クリームチーズ&モロカンミントティーのキュウリサンド
・きのこ&雲南紅茶の卵クレソンサンド
となっていて、他のティールームでは味わえないフィリングばかり。このサンドイッチだけでもまた食べに来たい!と思えるほど、美味しいサンドイッチでした。中段は、クロテッドクリームとストロベリージャムが添えられたスコーン。
ふわふわというよりも、食感がしっかりと感じられるビスケットタイプで、何もつけなくてもバターの甘さがちょうどいい味わい。通称「オオカミの口」と呼ばれる、スコーンの割れ目から手で半分に割り、一口ずつクリームとジャムを塗って食べるのが主流です。また、カフェメニューには、スコーンと紅茶のセット「クリームティー」もあるので、アフタヌーンティーは少し重たいかもという方は、そちらもおすすめですよ。
そして上段に載っていた3つのスイーツにも、それぞれ紅茶が隠し味に使われているそう。
ランチを抜いてアフタヌーンティーに臨みましたが、スイーツを食べる頃にはお腹もそろそろいっぱいに…!食べきれなかったらどうしようと心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、余ってしまったフードはボックスに入れてお持ち帰りすることもできます。1日観光で疲れた後、ホテルでのおやつとしていただくのもいいですね。
今回ご紹介したカメリアズティーハウスのアフタヌーンティーは、公式サイトから事前に予約しておくこともできますが、オープンから閉店まで(ラストオーダーは閉店1時間前)いつでも注文することが可能です。ドレスコードなどの指定もないため、観光のついでに立ち寄ってみるのも◎。もちろんカフェを利用しなくても、紅茶のお買い物だけに訪れることもできますよ。大英博物館に観光に行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
この他にもイギリス話題のアフタヌーンティーのブログを書いてます。合わせて是非お楽しみください。