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ロンドン郊外の人気観光地グリニッジ
イギリスからこんにちは!ロンドン在住ライターの志桜里です。
今回はロンドン市内からリバーボート(水上バス)を使ってグリニッジへ遊びに行ってきました。ロンドンから日帰りできる観光スポットとして人気が高いグリニッジ。本初子午線が通る場所として教科書にも登場するため、一度は地名を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?天文台を始め、多くの映画の舞台になった「旧王立海軍大学」や「カティーサーク号」など「本初子午線」以外にも見所はたくさん。簡単なクルーズ旅行ができて楽しいです。
「オイスターカード」を使ってロンドンのバスを使おう
ロンドン市内のバスや電車を利用する際には「オイスターカード」という交通ICカードを使用するのが一般的です。船に乗っての移動となるとなんだか別途チケットを購入しなければならないようなイメージですがロンドンテムズ川を運行しているリバーボート(水上)も、オイスターカードを使って乗船することができます。
ロンドンの乗船場「タワー・ミレニアム・ピア」
ロンドン中心部には、いくつかの乗船場がありますが、今回はタワーブリッジのそばにある「タワー・ミレニアム・ピア(Tower Millennium Pier)」から乗船しました。 ロンドンの地下鉄(Tube)のマークは「赤い円に青いライン」が入っていますが、リバーバスは「水色の円」が目印。天気が良い日だったこともあり、乗船場にはたくさんの人が並んでいました。
「オイスターカード」残高チェック
乗船の前に手持ちのオイスターカードの残高が残っているか、スタッフの方にカードリーダーでチェックされます。残高がなかった場合は、乗船所前の券売機でチャージ(イギリスではTop Up(トップアップ)といいます)をしましょう。
橋を渡って乗船場所へ
長い連絡橋を渡って、テムズ川に浮く桟橋へと向かいます。
乗船場所は方面別に2箇所に分かれていました。
■A1(ウェストミンスター方面)
■A2(グリニッジ方面)
今回は、グリニッジに向かうので「Greenwich」と書かれたA2の乗船ポイントへと向かいます。A1の乗船ポイントは「ウェストミンスター(Westminster)」方面行き。ウェストミンスターはロンドンのシンボルでもある「ビッグ・ベン」があります。
桟橋にはすでに多くの方が並んでいます。船が来るまで、列に並んでしばらく待機です。桟橋は既に川の上なので、船が近くを通ると波に合わせて少し揺れを感じました。
電光掲示板には、次に来る船の行き先と、あと何分で到着するかが表示されます。行き先を間違わないよう事前にしっかりと確認しておきましょう。
【運行ペース】
■平日:1時間に3本(20分ごと)
■土日:1時間に2本(30分ごと)
桟橋で10分ほど待機し、ようやく船がやってきました。
バスや電車を利用するときと同じく、黄色のカードリーダーにオイスターカードをタッチして入場します。
リバーボート(水上バス)の外観
リバーバスの外観はこんな感じ。席は全て屋根付きで、小さなアウトサイドデッキもあります。この日は平日でしたが、観光の団体や修学旅行生など多くの方で賑わっていました。
船から見るロンドンの景色
外から見ると暗く見える窓も、中からはクリアに景色を楽しむことができます。天井部分まで窓が開けているので、開放感抜群!窓際の席を取ることができなくても、テムズ川沿いの景色を十分に眺めることができますよ。
船内は想像以上にゆったりとした雰囲気。今回は利用しなかったのですが、ドリンクやスナックが販売されているスペースもあり、もちろんお手洗いもありました。タワーブリッジからグリニッジまでは、約20分間。しばしの間、テムズ川沿いのシャードやロンドン塔などの建物を眺めながら、船旅を楽しみます。タワーブリッジの下をくぐっていく際には、多くの方がスマホを構えて写真や動画を撮っていました。
グリニッジ到着
約20分の船旅を終えて、グリニッジの船着場に到着!終点ではありませんが、ほとんどの方がここで下船していました。船をおりたら連絡橋を渡っていきます。
オイスターカードをタップするのも忘れずに!タワーブリッジからグリニッジまでの運賃(7ポンド)がここで引かれます。電車やバスに比べると少し値は張るものの、テムズ川を運行しているクルーズ船よりは格安。わざわざクルーズに参加する時間を取らなくても、グリニッジまでに移動の間で船旅を楽しめるので一石二鳥です♪
おわりに さぁ!グリニッジ観光へ
到着したら、いよいよグリニッジ散策の始まりです!本初子午線が通る場所として教科書にも登場する「グリニッジ天文台」や、壮大な天井画を眺めることのできる「ペインテッドルーム」、グリニッジ・パークでのお散歩などをお楽しみください。今回は、ロンドン市内からグリニッジまでリバーボートを利用して移動する方法をご紹介しました。ぜひグリニッジに行かれる際には、「リバーボート」の船旅も参考にしてみてはいかがでしょうか?
この後行った世界遺産「グリニッジ天文台」と「旧王立海軍学校」のブログもありますので気になる方は是非チェック!