イタリア フィレンツェのドゥオーモの「クーポラ」体験記|アクセス方法も詳しく解説

昨年夏に夫婦でイタリア周遊旅行に行ってきました。イタリアの中でも、「フィレンツェ歴史地区」として世界遺産に登録されているフィレンツェの街並みはとても美しく、絶景スポットもたくさんあります。今回は、そんな絶景スポットの一つであるドゥオモ(大聖堂)のクーポラにのぼった様子を紹介していきます。アクセス方法も紹介していますので、ぜひ旅の参考にしてください!

目次

ドゥオーモとは

「ドゥオーモ」とは街を代表する教会の事で、大聖堂(カテドラル)とほぼ同じ。街にたくさん教会はあるものの大聖堂(カテドラル)の称号を与えられる教会は街に一つだけとなっており、格式が非常に高い。

フィレンツェの象徴「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」

Firenze duomo gaikan

茜色の円形ドームが特徴のドゥオモ(正式名称:サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)はフィレンツェのシンボルとされています。奥行き153m、高さ100mを超える巨大なドゥオモは、石積み建築のドームとしては現在でも世界最大といわれています。建設が始まったのは13世紀終わり頃で、それから600年近くの年月を経て現在の姿が完成しました。ドゥオモの正面は真っ白な大理石で装飾されていて、その美しさには目を奪われてしまいます。

Architectural facade

ドゥオモのみどころの一つは、このファザード(建築物の正面部分)です。着工当時に造られたファザードの装飾は16世紀に取り壊され、現在のものは19世紀に再建されたものになります。このファザードは隣接するジョットの鐘楼をモデルにしてデザインされたといわれています。ぜひ見比べてみてください。

基本情報

【所在地】
Via della Canonica, 1, 50122 - Firenze

【電話番号】
+39 055 2302885

【メールアドレス】
opera@operaduomo.firenze.it


【入場料】
・大聖堂:無料
・クーポラ:共通券18€/完全予約制

※共通券は①ドゥオモのクーポラ②ジョットの鐘楼③サン・ジョヴァンニ洗礼堂④ドゥオモ付属博物館⑤サンタ・レパラータ教会遺構の入場が含まれています。個別チケットの販売はありません。

ドゥオモ公式サイトはこちら

アクセス方法

「フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅」からドゥオモまでは徒歩10分です。詳しいルートは以下のリンクから確認できます。(Google mapが開きます)

詳しいルートを確認する



その他のスポットからのアクセス徒歩目安は以下になります。

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会から徒歩7分
・レプッブリカ広場から徒歩4分
・ウフィツィ美術館から徒歩8分
・アカデミア美術館から徒歩6分

フィレンツェ ドゥオモの「クーポラ」について

Firenze cupola gaikan

「クーポラ」とは教会建築によくみられる丸い天井のこと。フィレンツェのドゥオモのクーポラ部分には有料でのぼることができます。エレベーターなどはなく、クーポラにのぼる手段は階段のみです。その段数、なんと463段!結構な段数のため、のぼるのを躊躇してしまいそうですが…辛い思いをしてテラスへ辿りついた先には感動的な景色が待っていますので、ぜひのぼってみてください。

クーポラの入口

Firenze cupola entrance

こちらがクーポラの入口の写真。予約時間の10分前には着くのが基本ですが、入口前の列に並ぶと、”実は一つ前の予約時間の人の列だった”ということもあります。私たちは余裕をもって15分程前に着いたので入口前の列に並んでいたのですが、チケットを見せたら「まだ後だよ」と言われて20分程その場で待ちました。前の時間帯の予約者が全員入場した後、入場可能になるようです。(2018年8月の情報)

ドゥオモ 中間地点のバルコニー

Firenze cupola  naibu

中へ入ると、まずは中間地点のバルコニーまで一気にのぼります。このバルコニーは中心部が下から筒抜けになっていて、その周りを壁に沿って歩く作りになっています。真ん中から下を見下ろすと大聖堂の内部を見ることができました。

また、このバルコニーから上を見上げると天井画を間近に見ることができます。

Firenze cupola tenjyou

この天井に描かれたフレスコ画は、旧約聖書を題材とした「最後の審判」が描かれています。中心にキリストが描かれ、その下には地獄が表現されています。このバルコニーではみんな足を止めて写真を撮ったりしているのでそこまで急ぐ必要はありません。16世紀後半の傑作をじっくりと鑑賞してみましょう!

Firenze cupola kaidan

バルコニーを抜けると、このような細い階段をひたすら上っていきます。特に最後は2層になったドームの隙間をはしごで上る作りになっています。道が細く危ないので、クーポラへ上る場合は履きやすい靴・両手が空く鞄で行くようにしましょう。ちなみに、途中で休憩できる開けたスペースは基本的にはありません。休み休み行くと余計疲れがたまるので、ここはこらえて一気に上までのぼってしまうことをオススメします!

「クーポラ」のテラス

Firenze cupola view1

クーポラのテラスからはこのようにフィレンツェの街を一望することができます。隣にはジョットの鐘楼も見ることができ、まさに絶景です。

Firenze cupola view2

これまでの疲れが一気に吹き飛んでしまうほど素敵な景色です。このテラスはぐるっと1周できるようになっていて、360度の景色を楽しむことができます。ここまで上ってしまえば”後ろがつかえないように早くしないと!!”と急ぐ必要もありません。普段は見ることのできないフィレンツェの歴史地区を2人でじっくり堪能してくださいね。

あわせて観光したいドゥオモの周辺スポット

ドゥオモの周辺にはが下記が隣接しています。
・ジョットの鐘楼
・サン・ジョヴァンニ洗礼堂
・ドゥオモ付属博物館

これら3つのスポットは、クーポラへのぼる際に購入する共通券(18€)ですべて入場可能です。ジョットの鐘楼の展望台からはドゥオモとフィレンツェの街並みを同時に望むことができ、こちらも絶景スポットになっています。時間と相談しつつ、ぜひこれらのスポットもまわってみてください。

なお、ドゥオモの公式サイトにドゥオモ+周辺の隣接スポットが記載されたMAP(英語)が公開されています。こちらも参考にしてみてください。

ドゥオモ公式サイトのMAP(PDF)をダウンロード