カリブ色満載!毎年8月開催の「ノッティングヒルカーニバル」へ潜入

毎年8月下旬にロンドン・ノッティングヒル地区で開催されている「ノッティングヒルカーニバル」。爆音で流れる音楽の中、華やかな衣装に身を包んだパフォーマー達のダンスを楽しむことができる大盛り上がりのお祭りです。お祭りの様子をお届けします。

目次

はじめに

イギリスから、こんにちは!ロンドン在住ライターの志桜里です。

西ロンドンのノッティングヒル地区では、毎年8月下旬に「ノッティングヒルカーニバル」というお祭りが開催されます。カリブからの移民の祭典として始まったもので、ノッティングヒル一帯が大音量のカリビアン音楽に包まれる、大盛り上がりのお祭りです。今年2019年は8/25、26の2日間で開催されました。お祭りの様子をお届けします。

「ノッティングヒルカーニバル」開催場所

P8269514

お祭りが開催されるノッティングヒルエリアは、高級住宅街として有名な場所。毎週土曜日に開催されているアンティークマーケット「ポートベローマーケット」は多くの観光客の方に人気です。カラフルな外観の建物が立ち並ぶ様子がとても可愛らしく、映画「ノッティングヒルの恋人」や映画「パディントン」などのロケ地になったことでも知られています。閑静で落ち着いた街並みが魅力のエリアですが、カーニバル中は普段と打って変わってクラブのような雰囲気に!

P8259392

カーニバルの会場は非常に広範囲。このエリアは歩行者以外通行止めになり、公共機関をストップしているところも多いため、カーニバルに参加されない方でも観光に影響がでることも。

Tube(地下鉄)の駅に入る行列ができたり、車内も大混雑が予想されるので、お祭りの期間中に公共交通機関を利用される場合は事前にしっかり交通状況を確認して、時間に余裕を持っての行動がおすすめです。

Bayswater、Paddington、Holland Park、Ladbroke Grove、Latimer Road、Notting Hill Gate、Royal Oak、Westbourne Park駅となっています。

今回は、Notting Hill Gate(ノッティングヒルゲート)駅からカーニバルへと向かいました。

カーニバル前の街の様子

P8259397

会場の近くには「Carnival」と書かれた看板があちらこちらに立っていました。駅からも会場へ向かう人の流れが既にできているので、会場の近くまで到着できれば道に迷うことはなさそう。

P8259417

ノッティングヒルはよく遊びに行くエリアで景色を見慣れているはずなのですが、この日はいつもと違う雰囲気にびっくり!通り沿いのお店の窓や入り口には板が貼られ、ファンキーなウォールアートが施されています。お気に入りの壁を見つけて記念撮影を楽しまれている方も多かったです。

P8259441

会場のあちらこちらのアートを見ながら散策するのも楽しいです。

P8259424

カラフルなちょうちょが目を引く、こんなウォールアートもありました。

カーニバルの様子

Img 9886

カーニバル会場の中心部に差し掛かると、見渡す限り人、人、人!

携帯の電波もつながりにくくなり、連絡もつきづらくなるため、友達や家族とはぐれないように気をつけましょう。注意散漫になっている状況を狙って、スリもよく発生しているようなので、荷物は少なめにし、しっかり管理をしておくことが大切です。

P8269458

カリビアン音楽が聞こえてくる方に向かい、カーニバルルート沿いに到着すると、華やかな衣装に身を包んだパフォーマー達が!

山車から流れるノリノリの音楽に合わせて、エネルギッシュなダンスを披露されていました。お客さんも一緒になって踊って盛り上がる方が多く、通り沿いは大騒ぎに。

P8269459

グループごとに衣装のデザインや踊りが異なっていて、それぞれのカラーを楽しめます。一定の場所で次々と進んでくる山車を眺めている方もいれば、気に入った音楽のグループと一緒に踊りながら移動して楽しんでいる方もいました。進むスピードは非常にゆっくりなので、声をかければ快く記念撮影に応じてくれるパフォーマーの方が多かったです。

P8269480

ちょうちょのような華やかな羽根が美しいコスチュームの方も!とても綺麗だったので写真を取らせてもらいました。

P8269491

エネルギッシュなラインダンスを披露しているグループも印象的でした。ノリノリのリズムを大音量で聴きながら、楽しそうに踊る様子を見ていると、あっという間に時間が経ってしまいます。

お祭り屋台感覚!?露店でカリビアンフードを堪能

P8269508

カーニバルのエリアでは様々な露店も出ていて、カリビアンフードをいただくことができます。

P8259404

こちらは、人気のドリンク「ラムパンチ」を販売しているお店。ラムパンチは、ラム酒、マリブ、オレンジジュース、ハーブやフルーツを漬け込んだお酒でノッティングヒルカーニバルでの定番ドリンク。お酒を飲んでいるほとんどの方がラムパンチを買っているのではないかと思うほど、道端でよく見かけました。

P8259407

私はお酒を飲まないので、友達のドリンクの写真を撮らせてもらったのですが、友達いわく「ジュース感覚で飲める女性にも好まれそうな味」のお酒だそう。お酒好きの方にはぜひ一杯試してもらいたいドリンクです。会場内のあちこちで販売されているので、きっとすぐに見つけることができるはず。

P8269509

カリブ系の友達におすすめされたのが「ジャークチキン」。こちらもラムパンチと同様、定番のフードメニューのようで、カーニバルのエリアのあちこちで見かけました。お店によって提供されるスタイルや価格が異なることもあるので、お店を比べてみてから購入するのもいいかもしれません。

P8259393

カリカリに焼かれたチキンの香りがお店周辺に漂っていて、お腹がどんどん空いてきます。

P8259395

こちらのお店ではライスとチキン、コールスローの野菜がセットで£10でした。チキンもライスも熱々で提供されていて、お店の前に置いてあるソースで自由に味付けすることができます。今回は友人におすすめされたブラウンソースとケチャップをかけていただきましたが、柔らかいお肉とちょっぴり酸味がきいた甘いソースの相性が抜群で、どんどんとご飯が進みます。カーニバルで歩き回ってすっかりお腹が空いてしまっていましたが、とてもボリューミーで大満足でした。

P8259425

もうちょっと軽めのご飯を食べたいという方におすすめなのが、こちらの「パティー」。ジャマイカで定番の軽食メニューだそうで、パティスリー生地の中には、スパイシーに味付けしたフィリングをたっぷり詰まっています。ビーフ、チーズビーフ、野菜、チキン、お魚など様々なフレーバーが販売されていて、私はお魚を選びました。

P8259430

中のフィリングは、お野菜と白身魚の甘酢漬けのようなもので、想像よりもスパイシーでしたが、ほんのり甘いパティスリー生地との相性抜群。サイズ感もちょうどよく小腹を満たすのにはぴったりでした。お店によって価格は異なりますが£2.5〜3で販売しているお店が多かったです。

P8269505

こちらは別のお店で購入した「チーズビーフ」のパティー。チーズとビーフが混ざった想像通りの味で、チーズ好きの人には必ず気に入ってもらえそうな味でした。パティスリー生地もサクサク感が強かった1店舗目とは違い、少ししっとりとした食感。お店によって違う味を楽しめるのも魅力です。

おわりに

P8269493

2日間で約200万人が訪れると言われているノッティングヒルカーニバル。帰り道もTube(地下鉄)やバスに向かう人の列で大混雑しています。カーニバル終了直後には、Tube(地下鉄)の駅に入るのに行列ができることもしばしば。主要駅から2〜3駅離れた場所でも駅に入るのに待ち時間が出るほどでした。お祭りの余韻に浸って、まだまだ道端でお酒を楽しんでいる方なども多く、普段よりも街が荒れているエリアもあるので、時間に余裕をもってご帰宅されるのがおすすめですよ。1年に1回のお祭りなので、ぜひこの期間にロンドンに滞在されている方は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。