ダ・ヴィンチ・コードの舞台!サンシュルピス教会は見どころ満載

パリで有名な教会といえば「ノートルダム大聖堂」ですが、せっかくパリにきたら立ち寄りたいのが「サンシュルピス教会」です。パリでは2番目に大きい規模の教会で、ドラクロワの壁画や世界最大級のパイプオルガンなど、見どころが満載。そして人気小説「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台にもなりました。今回は、見どころ溢れるサンシュルピス教会をご紹介します。

目次

サンシュルピス教会とは…

130年以上かけて作り上げられた教会

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サンシュルピス教会は、1646年にルイ13世の王妃の命によって建設が始まりました。ただ、資金不足や隣接する市場の火災、度重なる設計変更などがあり、なんと完成したのは1745年。実に130年以上かけて出来上がった教会なんです。

実は未完の教会だった!

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サンシュルピス教会の設計にはフィレンツェの建築家ジョヴァンニ・セルヴァンドーニが携わっていましたが、彼の死により教会正面の建築作業が一旦中断。その後作業は引き継がれたものの、フランス革命によって工事が止まってしまい、とうとう南塔(右側)は完成することなく今に至っているんです!よく見てみると、左右で微妙に形が違うのがわかりますよね。

パリで2番目に大きい教会

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奥行き113m、幅58m、高さ34mの聖堂は、フランスでは最大級の規模。パリでは「ノートルダム大聖堂」に次いで、2番目に大きい教会です。そのノートルダム大聖堂とも差だってほんのわずかなんですよ。

見どころ①:ドラクロワのフレスコ画

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サンシュルピスの最大の見どころといってもいいのが、このドラクロワのフラスコ画。ドラクロワといえば、ルーブル美術館にも展示されている「民衆を導く自由の女神」でも有名ですね。

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サンシュルピス教会にあるドラクロワの作品で特に必見なのが「天使とヤコブの闘い」です。旧約聖書の創世記からの一場面。弟子とともに12年かけて、この壁画を書き上げました。なんとドワクロワはこの作品を書くために、ご近所にも引っ越してきたほど。(その家は現在、「ドワクロワ美術館」として一般開放もされています。)教会の入り口を入ってすぐ右手に展示されているこの絵画の前には、椅子も用意されており、ゆっくりと絵画を鑑賞できます。

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「天使とヤコブの闘い」のほかにも、「神殿を追われるヘリオドロス」「悪魔をうつ大天使ミカエル」と、迫力ある3作品が無料で見られるのが魅力です。美術館顔負けの作品たち!

見どころ②:パイプオルガン

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礼拝堂に向かって歩いているときに、ふと後ろを振り返ると大きなパイプオルガンが目に止まります。あまりに教会の建物として溶け込んでいるため、一瞬これがパイプオルガンだということに気づかない人もいるようですが、なんと「世界最大級のパイプオルガン」と言われています。パイプの数は全部で7000本。日曜日の10時半頃に教会で行われるミサへ行くと、このパイプオルガンの演奏を聴くことができますよ。

見どころ③:パリ子午線(ローズライン)

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「ダ・ヴィンチ・コード」の作品の中で「ローズライン」として登場したのがこのパリ子午線です。作品の中でも謎を解く重要な存在でした。

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現在の本初子午線(経度0)はイギリスにあるグリニッジ天文台とされていますが、実はそれが国際的に決定するまでは、パリ天文台を通る子午線を本初子午線として採用していたことがありました。その子午線はサンシュルピス教会内も通過しており、真鍮製のラインが南北に引かれています。

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この真鍮で引かれたパリ子午線が、「ダ・ヴィンチ・コード」では「ローズライン」と呼ばれているのですが、実際にはそのような名称はなく、教会もそれを否定しています。ですから、教会内で「ローズライン」という文字を探しても見つかりません。あくまでフィクションのようです。ただ、この小説や映画に一度でも触れた方にとっては、この線を見て「あのローズライン!」ときっと興奮すること間違いないと思います。(私がそうでした…笑)

フォトジェニックな教会前広場

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教会前には「サンシュルピス広場」があり、中央の噴水はフォトスポットとしても大人気です。

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普段は水の音が心地よい憩いの場ですが、蚤の市や古本市などが開催されることも。

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サンシュルピス教会の近くには、マカロンで有名な「ピエールエルメ」もあり、そこで買ったスイーツをこの広場のベンチで食べている人もよく見かけます。

教会周辺のおすすめ観光スポット

リュクサンブール公園

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サンシュルピス教会から徒歩5分のところには、パリ市民憩いの場「リュクサンブール公園」があります。公園内に入ると緑豊かな景色が目に飛び込み、季節によって色とりどりの花々を楽しむことができます。サンドイッチなどを買ってここでゆっくり食べるなど、パリっ子気分を味わうのもおすすめです。

奇跡のメダイユ教会

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パリのパワースポットともいわれる「奇跡のメダイユ教会」も、サンシュルピス教会から徒歩15分弱。ここでメダルを買うと奇跡が起こるとの言い伝えから、今も世界中から観光客が訪れています。彼とお揃いでネックレス風メダルを買うのもいいですね。

パリの思い出に!幸運を呼ぶ「奇跡のメダル」をゲットしよう!|リゾコ~リゾートをもっと楽しむ!ふたりで、みんなと。~
身につけると奇跡が起こると言われているメダルがパリにあるのをご存知ですか?そのメダルを販売しているのは、その名も「奇跡のメダイユ教会」(「メダイユ」とはフランス語で「メダル」のこと)。世界中の人たちがこのメダルを求めて足を運ぶフランスのパワースポット的存在なんです!カップルで旅行をした際はぜひ思い出のお土産にしてみてはいかがでしょうか。

サンシュルピス教会:インフォメーション

◆住所:2 Rue Palatine, 75006 Paris
◆開館時間:8時00分~19時30分
◆無休
◆入場料:無料
◆アクセス:メトロ4号線 Saint-Sulpice(サンシュルピス)駅から徒歩5分