あなたはどのタイプ?人気の「結婚式スタイル」と挙式の「進行例」について♪

最近は、キリスト教式やオリジナルウェディングが人気ということもあり、日本の挙式スタイルも様々なものがあります。圧倒的な人気を誇る「キリスト教式」、日本の伝統を感じることができる「神前式・仏前式」、若者に人気の「人前式」など。このまとめでは、人気の結婚式スタイルと挙式の進行例をご紹介しますので、ぜひ結婚式スタイルを決める上での参考にしてみてください。

目次

結婚式スタイルを決める前に

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コンセプトを決めよう

結婚式スタイルを決める前に、まず「こんな結婚式がしたい」というコンセプトを決めましょう。それが決まれば、費用もある程度予測がつきますし、準備や会場の決定もスムーズにいきます。たとえば「アットホームな結婚式が良い」「豪華な披露宴が良い」「二人らしさを表現したい」など二人で意見を出し合ってコンセプト決めましょう。

さまざまな結婚式スタイル

昔は、結婚は家と家とのつながりと考えられていました。そのため、結婚式も親戚や両家に関わりの深い人にお披露目するという意味合いが濃く、形式ばったものでした。しかし、最近では、結婚式の捉え方が自由になってきており、どんな結婚式を誰のために行うかもさまざまです。

挙式スタイルに関するデータ

※リクルート 結婚トレンド調査2014

キリスト教式:55.5%

人前式:24.2%

神前式:17.1%

仏前式:0.8%

その他:0.3%

無回答:2.1%

キリスト教式

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キリスト教式は人気が高く、6割以上のカップルがこの挙式スタイルを選んでいます。純白のドレスに身を包んで愛を誓う儀式に、小さい頃から憧れていた花嫁さんも多いはずです。

信者じゃなくてもOK?

本来はキリスト教信者のための儀式ですが、ほとんどのホテルや専門式場ではチャペルを併設しており、信者でなくても挙式をすることができます。

教会での結婚式

街にあるような教会では、信者でなくても挙式ができるところと、そうでないところがあります。教会での結婚式は、神の前で永遠の愛を誓い、神の祝福を受けるという神聖な儀式で、信者でないカップルの受け入れが厳しいところもあります。とくにカトリックの場合、結婚は神が定めたものという考え方で、新郎新婦あるいは、そのどちらかが信者でなければ挙式は許可されません。一方、プロテスタントでは、信者以外の人でも神の祝福を受けられるという考え方から挙式を受け入れています。雑誌やインターネットで気になる教会が見つかった場合は、挙式をさせてもらえるかどうかの確認をしましょう。信者でない人はキリスト教の教える結婚の意味を正しく理解しなければならず、事前に「結婚講座」への出席が義務づけられている場合があります。

カトリックとプロテスタントの違い

キリスト教の教派はいくつかありますが、大きくわけると「カトリック」と「プロテスタント」があります。カトリックでは、結婚は神が男女に課した義務で、結婚式は宗教的にも特別な意味を持つ儀式と考えられており、離婚も受胎調整も許されていません。一方、プロテスタントでは、結婚は二人の愛情によって成り立ち、神に祝福されるべきものと考えられており、離婚も再婚も許されています。

【カトリック】
新郎新婦あるいは、そのどちらかが信者である必要がある
<名称>
神父・ミサ・聖堂(みどう)・聖歌

【プロテスタント】
信者以外の人でも挙式をするこが可能
<名称>
牧師・礼拝・礼拝堂・讃美歌

キリスト教式の演出

キリスト教式の演出の特徴は、挙式中にはオルガン伴奏や聖歌隊の合唱などが入るのが一般的です。挙式後にはフラワーシャワーやライスシャワーなどが行われることが多いです。

フラワーシャワーには、場を清めて幸せをねたむ者から二人を守るようにという意味があります。また、ライスシャワーには、豊かな生活と子宝に恵まれるようにという意味があります。

キリスト教式の進行例(プロテスタント)

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(1)参列者入場

新婦の父親以外の親族、友人たちは開始前に入って着席をして待つ。入場の際にバージンロードを踏まないように注意する。

(2)新郎入場

定刻に牧師が開式を告げ、列席者が起立。新郎が立会人(媒酌人、友人、知人など)に付き添われて入場。聖壇前の右側で新婦の入場を待つ。

(3)新婦入場

新婦は父親と腕を組んでバージンロードを進む。聖壇前で父親のもとから離れ、新郎の隣に並ぶ。

(4)讃美歌斉唱

新郎新婦が聖壇の前に並んだら、列席者全員で祝福の讃美歌を斉唱する。

(5)聖書の朗読・祈祷・説教

牧師が聖書の一節を朗読、幸せを願う祈り、結婚式の意義についての説教を受ける。列席者は着席して、これを拝聴する。

(6)結婚の誓約

牧師から永遠の愛を誓うことを求められる。牧師からの問いかけにまず、新郎が「はい、誓います」と答え、新婦も同様に答えて誓いが成立する。列席者は起立。このあと新郎は、新婦のベールを上げる。誓いのキスをする。誓いのキスを辞退する場合は事前に教会側や会場側に伝えておく。

(7)指輪の交換

立会人またはリングベアラーが、牧師に指輪を渡す。新郎が牧師から指輪を受け取って新婦の左薬指にはめ、新婦も同様に新郎の左薬指にはめる。

(8)結婚宣言

牧師が新郎新婦の右手を重ねた上に自分の手を置き、二人に祝福があることを神に祈る。そのあと、新郎新婦を列席者のほうに向かせ、結婚が成立したことを宣言する。このあと、会場や本人たちの希望により誓約書や結婚証書、婚姻届などに署名する演出がある場合もある。

(9)讃美歌斉唱

列席者全員が起立して、結婚成立を祝う讃美歌を斉唱する。

(10)新郎新婦退場

新郎新婦は腕を組み、バージンロードを歩いて退場する。続いて立会人も退場すると、牧師は式の終了を宣言し、参列者も退場する。

神前式

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神前式は日本の伝統的な挙式スタイルで、神の前で結婚を誓うものです。日本古来の伝統的なスタイルには、厳かで雅やかな雰囲気が漂い、巫女舞や雅楽の演奏が行われることもあり、キリスト教式とは違った魅力があります。神聖な思いで夫婦になったことを実感できるでしょう。神前式の場合、ホテルや専門式場に設けられた仮神殿で行われることが多いのですが、最近は、有名人の結婚式の影響などから本格的に神社で行う結婚式も人気となっています。

神前式で特徴的なのが、三献の儀である三三九度の杯や誓詞奏上、玉串奉奠といった伝統的な儀式です。これらには、手順がありますので、事前に確認しておきましょう。

衣装は、白無垢で挙式をした後、披露宴で色打ち掛けを着るのが一般的でしたが、現在は色打ち掛けで挙式をする人もいます。最近は、個性的な黒引き振り袖も人気となっています。

神前式のルーツ

神前式は神道に基づいて行われる伝統的な結婚式ですが、その歴史は意外にも新しく、現在のような形になったのは明治33年の”大正天皇のご成婚”がルーツとされています。

このときの婚礼の儀をお手本にして、翌年34年、日比谷大神宮の神殿で行われた結婚式の形式が日本で広く普及されるようになった。と言われています。

神前式の進行例

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(1)入場

巫女の誘導で新郎新婦、媒酌人夫妻、両親、親族の順で入場し、着席する。入場の順番は式場によって異なる場合もある。

(2)修祓の儀

読み:しゅうふつのぎ、しゅうばつのぎ

斎主がお祓(はら)いの言葉を述べたあと、大幣(おおぬさ)を振って祓い清める。一同起立し、頭を下げて受ける。

(3)祝詞奏上

読み:のりとそうじょう

斎主が神前で二人の結婚を報告し、末永い幸福を祈願する祝詞(お祝いの言葉)を読み上げる。

(4)三献の儀

読み:さんこんのぎ

三三九度の杯を交わす。夫婦が永遠の契りを交わす儀式で、新郎新婦は巫女がつぐお神酒(みき)を大中小3つの杯でそれぞれ3口でお神酒を飲み交わす。一の杯は新郎から新婦へ、ニの杯は新婦から新郎へ、三の杯は新郎から新婦へと順につがれるので、それぞれを三口で飲む。

(5)誓詞奏上

読み:せいしそうじょう

新郎新婦が神前で誓詞(誓いの言葉が書かれたもの)を読み上げる。挙式年月日と自分の氏名を名乗ったあと、新婦が自分の氏名を言う。読み終えたら誓詞をもとどおりに折りたたみ、神前に供える。

(6)玉串奉奠

読み:たまぐしほうてん

新郎新婦がそれぞれ玉串を神前に捧げる。榊の根本を神前に向け、二礼・二拍手・一礼する。

(7)指輪の儀

巫女が三方(さんぼう)にのせた指輪を運んでくるので、新郎が新婦の左手薬指にはめ、続いて新婦が新郎の左手薬指にはめる。

(8)親族杯の儀

両家の親族が揃ってお神酒をいただき、親族の絆を固める。巫女が新郎側、新婦側の上座から全員にお神酒を注ぐので、一同起立し、斎主の言葉に合わせて三口で飲み干す。

(9)斎主挨拶・退場

斎主が祝いの言葉を述べて神前に一礼するので、一同も合わせて一礼する。そのあと、新郎新婦、媒酌人、参列者の順で退場する。

仏前式

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仏前式は、新郎の代々の墓がある菩提寺(ぼだいじ)かそのご本山で挙式するか、僧侶を自宅に招いて挙式する場合が一般的です。専門式場にも仏前式の施設を備えているところもありますが、その数は非常に少ないのが現状です。信徒でない人が仏前式の結婚式を挙げるのは非常に難しくなっています。仏前式を望むのは熱心な仏教徒の家庭である場合が多いので、宗派の違うカップルは周りの人によく相談をしてから決めましょう。

仏前式の儀式では、二人の結婚を前世からの縁と捉え、その出会いを仏様とご先祖様に感謝し、現世と来世での契りを誓います。

衣装は、和装が正式で、新郎は黒紋付きと羽織袴、新婦は白無垢を着用します。

仏前式の進行例

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(1)入堂

先に両親と親族が入場、着席し、媒酌人夫妻が先導して新郎新婦が入堂。最後に僧侶が入堂する。

(2)敬白文朗読

読み:けいびゃくもんろうどく

僧侶が焼香し、仏と先祖に二人の挙式を報告するための言葉を読み上げる。一同は起立し、新郎新婦は焼香台の前に立つ。

(3)念珠の授与

僧侶が新郎と新婦にそれぞれ白い房と赤い房の念珠を授ける。新郎新婦は受け取った念珠を親指以外の4指にかけて合掌する。

(4)指輪の交換

指輪を交換する場合はここで行う。新郎が新婦の左手薬指に、新婦が新郎の左手薬指に指輪をはめる。

(5)司婚の儀

読み:しこんのぎ

僧侶が夫婦としての契りを交わす誓いを新郎新婦に求め、新郎新婦は「誓います」と述べる。さらに仏前に向かって聖詞を読み上げ、僧侶は列席者に結婚の成立を宣言する。

(6)新郎新婦の焼香

左手に念珠をかけたまま新郎、新婦の順に1回焼香し、二人で合掌する。列席者も同様に合掌する。

(7)式杯

神前式の三三九度に当たるもの。仏前式では新婦から先に口をつける。小杯だけで済ませることも多い。

(8)親族固めの杯

列席者全員で起立し、配られた杯を飲み干して合掌する。

(9)法話

僧侶が新郎新婦にお祝いの言葉と法話を述べる。

(10)退堂

一同起立して合掌、礼拝し、僧侶、新郎新婦、媒酌人、両親、親族の順に退堂する。

人前式(オリジナルウェディング)

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人前式は、特定の宗教や形式にとらわれずに、自分たちが望む結婚式をしたいというカップルから新しい挙式スタイルとして人気を集めています。場所・進行・演出などに決まりがないことから自分たちで結婚式を手作りしたい若いカップルの支持を得ています。しかし、親など年配の世代にはなじみにくい挙式スタイルであることも事実です。当日に不満が出ないように、事前によく説明をして理解を得ておく必要があります。また、決まった式次第がないので他の挙式スタイルより余裕をもった準備時間をとっておく必要もあります。

人前式の特徴

⚫︎場所に決まりがない

⚫︎進行に決まりがない

⚫︎自由に演出ができる

⚫︎参列者との距離が近い

人前式の注意点

⚫︎決められた進行がないからこそコンセプトをしっかりと決める

⚫︎目新しい演出をあれもこれもやりすぎない

⚫︎結婚式には老若男女さまざま人がいることを忘れない

⚫︎両親や親族の理解を得る

人前式の進行例

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(1)新郎新婦入場

新郎新婦が入場し、司会者が開式の口上や二人の紹介などをする。

(2)結婚の誓約

新郎新婦が誓いの言葉を読み上げ、結婚誓約書または婚姻届にサインをする。

(3)指輪交換

新郎が新婦の左手薬指に指輪をはめ、続いて新婦が新郎の左手薬指に指輪をはめる。

(4)結婚成立の宣言

司会者が二人の結婚の成立を宣言する。

(5)新郎新婦の挨拶

新郎新婦が列席者にお礼を述べ、今後のお付合いを願う挨拶をする。

(6)結婚の承認

司会者や友人代表などが、二人が夫婦になったことを伝え、拍手などで全員で祝福する。

(7)新郎新婦退場

列席者一同による拍手のなか、新郎新婦が退場する。

まとめ

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結婚式スタイルの人気は時代とともに変化します。バブル時代には高さのあるウェディングケーキなど、とにかく豪華な結婚式スタイルが人気でした。最近は、自分たちらしさを表現することができる結婚式スタイルが人気です。結婚式は二人だけで行うものではないので、自分たちの招待客も含めて、自分たちらしい挙式スタイルを決めてください。