目次
はじめに
イギリスから、こんにちは!ロンドン在住ライターの志桜里です。イギリスのティールームで定番のメニュー「クリームティー」。クロテッドクリームとジャムが添えられたスコーンと紅茶のセットで、15時のおやつや軽めのお食事におすすめです。今回は、ロンドンの人気観光スポット”コヴェントガーデン”にあるティーショップ「ウィッタード(Whittard)」でクリームティーを楽しんできました。
「ウィッタード(Whittard)」とは
「ウィッタード(Whittard)」は1886年創業のイギリス発のティーショップ。イギリス国内には50店舗を展開しており、現在は台湾、チリ、チェコにも進出している人気店です。もちろん看板商品は、100種類以上のブレンドが揃うオリジナルの紅茶ですが、コーヒーやホットチョコレート、ティーグッズも充実。
特に、不思議の国のアリスのオリジナルイラストがプリントされたティーグッズは人気が高く、旅行の記念やお土産にもぴったり。私も不思議の国のアリスのコラボ商品である、うさぎのティーコージー(ポットを温めておくカバー)を愛用しています。
「ウィッタード(Whittard)」Covent Garden店
コヴェントガーデンのマーケット内には、2店舗の「ウィッタード」があります。どちらも取り扱い商品に大きな差はありませんが、地下にある「Covent Garden店」は実際に紅茶やスイーツを楽しむことができるティールーム「コヴェントガーデン ティーバー(The Covent Garden Tea Bar)」が併設。コヴェントガーデン観光の休憩にぴったりの穴場スポットです。
ティーバー内は、白が基調のインテリアでとても落ち着いた雰囲気。平日のお昼に訪れたこともあり、店内もそこまで混雑していませんでした。
「ウィッタード(The Covent Garden Tea Bar)」のクリームティー
サンドイッチ・スコーン・ケーキを楽しめるアフタヌーンティーも人気ですが、今回は軽めのお茶だったので「クリームティー(£9)」を選択。セットの紅茶は、Whittardで販売されている100種類以上の中から、好きなブレンドを選ぶことができます。悩みに悩みましたが、この日は紅茶のシャンパンとも言われている王道の「ダージリン」に。
ポットティーは、砂時計・説明カードと合わせて提供されます。ポットは出し入れが簡単にできる茶こしが付いているので、砂時計の砂が全部落ちたところで、ポットから茶葉を抜き、別皿に出しておくように説明されました。何分蒸らしておいたらいいかも店員さんが教えてくれるので、聞き逃さないようにしておきましょう。(もちろん薄め・濃いめが好きな方はご自身のお好みで!)
生地にしっかり味が付いており、クリームやジャムがなくても十分甘め。ふわふわというよりも少し固めのビスケットのような食感です。スコーンはナイフでカットせず、スコーンの割れ目(オオカミの口)から手で半分に割るのが英国流。クリームとジャムを一口ずつ塗っていただいてくださいね。
豆知識!「ウィッタード(Whittard)」の紅茶に振られた番号の謎
少しマニアックなお話になりますが「ウィッタード」のお茶には一つ一つ番号が振られていて、その番号が付けられたエピソードがホームページで公開されています。本日いただいたダージリンは5番でしたが「ウィッタード」のダージリンが生産されている茶園から、世界第3位の標高を誇るカンチェンジュンガ山の5つの山頂が見えているため「5」の番号が振られているそう。お茶番号は、説明カードに記載されているので、ぜひご自身が注文したお茶番号のエピソードを調べてみるのも面白いですよ。
おわりに コヴェントガーデンの観光の合間に…
イギリスの人気ティーショップ「ウィッタード」。お買い物はもちろん、コヴェントガーデンの観光の合間に、ぜひ美味しい紅茶を飲みに立ち寄ってみてくださいね。また紅茶が大好きな私はこの他にもアフタヌーンティーやクリームティーのブログをたくさん書いています。合わせて是非ご覧ください。
「ウィッタード」以外にもイギリスには紅茶の専門店やティールームがあります。他のお店も気になる方はこちらをチェック。