ヴェネチアの移動手段
車禁止のヴェネチア
ヴェネチアは車の乗り入れが禁止。
島内の移動は基本的には「徒歩」または以下の「水上交通手段」になります。
・水上バス(ヴァポレット)
・ゴンドラ
・水上タクシー
おすすめは「水上バス(ヴァポレット)」
そんなにお金はかけられないけれどヴェネチアの大運河を楽しみたい!という場合は、水上バス(ヴァポレット)の利用がオススメです。
ベネチアの移動手段で人気なのは、やはりゴンドラ。ただ、ゴンドラは少し手を出しにくい値段設定となっています。
〇一艘:30分80€
〇夜間:料金は一艘35分100€
※6人まで乗船可能
「ヴェネチア気分が味わえる、まったり景色を楽しめる」など、ゴンドラような満足感があり、しかも安い!という移動手段が「水上バス(ヴァポレット)」なのです。
水上バス(ヴァポレット)の料金
水上バス(ヴァポレット)の料金設定は以下になります。
〇1回券 7.5€(75分間有効)
〇24時間券 20€
〇48時間券 30€
〇72時間券 40€
〇7日券 60€
ヴァポレットのチケット購入方法
ヴァポレットのチケットは、現地のチケットオフィスまたはオンラインで購入できます。
現地のチケットオフィスは以下の3箇所です。
〇サンタルチア駅
〇ローマ広場
〇マルコ=ポーロ空港
ヴァポレットでカナル・グランデ運河巡り
ここからは実際に私たちがカナル・グランデ大運河巡りをしたときの様子を紹介していきます♪
「サンタ・ルチア駅」から出発する人が多いと思いますが、甲板の先頭の席などをGETしたい場合は、2駅ほど前の駅から乗るのがオススメです。
私たちは「サンタ・ルチア」から3駅前の「Tronchetto」まで歩き(徒歩20分ほど)、そこからヴァポレットに乗ったので先頭でカナル・グランデの景色を楽しむことができました。
ヴァポレットの路線図はACTVの公式サイトから確認することができます。
(以下のリンクの一番下までスクロールして、「MAP OF THE SERVICES ACTV.pdf」をクリックしてください。)
サン・シメオン・ピッコロ教会
ヴァポレットに乗船し、しばらく進むと右手に「サン・シメオン・ピッコロ教会」が見えてきます。
サンタ・ルチア駅を通り過ぎてすぐのところにあります。
大きな緑色のドームがヴェネチアらしく、とっても可愛らしいです♪
自然史博物館
こちらは、元々はトルコ商館として使用されていた建物をリニューアルして、現在は自然史博物館となっている建物です。
両側にカラフルな建物が立ち並び、どこを見ても絵になるような景色が広がっています。
リアルト橋
運河を大きく右に曲がると、見えてくるのはカナル・グランデのハイライトともいえるリアルト橋です。
このあたりから乗降客が一気に増え始めます。
リアルト橋の上から眺めるカナル・グランデの景色もとても素敵なので途中で降りたくなりますが・・・
一度降りてしまうと、甲板席の確保が難しいため、いったんカナル・グランデ大運河の終わりであるサン・マルコまですすみます。
サン・マルコ広場からリアルト橋までは徒歩7分ほどなので、観光の合間にリアルト橋も寄ってみてください♪
リアルト橋の下をくぐりぬけます。
橋の下から向こう側が見えるこの感じ、ワクワクしてしまいますね♪
リアルト橋を抜けると、カナル・グランデ大運河巡りも後半です。
サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会
カナル・グランデには3つの橋がありますが、最後のアカデミア橋をくぐると運河が大きく開けます。
そして、右手に見えてくるは「サンタ・マリア・デッラ・サルーテ教会」です。
八角形という形が特徴的な建物で、真っ白な大理石と水色のコントラストがとてもキレイです♪
教会前の大階段にはたくさんの人が腰掛け、大運河を眺めながらくつろいでいました。
サン・マルコ広場へ
ジョットの鐘楼の姿が見えたらカナル・グランデ大運河巡りもそろそろ終わりです。
ヴァポレットの1日券を購入すれば、1日のうちに何度もカナル・グランデ大運河巡りを楽しむことができます♪
他の観光の予定と相談しつつ、大運河巡りを楽しんでください!
夜のライトアップも必見
夜のヴェネチアの街はライトアップされ、昼間とはまた違った顔を見せてくれます。
ライトアップされたヴェネチアの街を眺めながらのカナル・グランデ大運河巡りは別格です!
1日券などを購入している場合には、ぜひ時間帯を変えて大運河巡りをしてみてください。
夜は昼間以上に大混雑のため、船の先頭の席に座れる可能性はかなり低いです。
夜景を見たい場合は、中央の甲板から夜景を楽しむようにしましょう。
また、夏休みなどのハイシーズンの場合、サン・マルコからリアルト橋のあたりまでは東京の満員電車並みに混雑する可能性があります。
スリなどには十分注意して、素敵な思い出をつくってください♪